阪神が今季5度目の延長戦で初めて競り負けた。ここまで4試合は1勝3分だったが、この日は延長10回1死二、三塁からヤクルト山田哲人内野手に勝ち越しの中犠飛を許した。連勝は3でストップし、貯金は再び1となった。

阪神は今季初対戦のヤクルト先発・アンダースローの山中浩史投手にてこずるが、2点を追う7回、無死一塁から4番ジェリー・サンズ外野手が3試合連続となる14号2ランを放ち同点に追いついた。

阪神先発のオネルキ・ガルシア投手(31)は3回までに2点を失うが、その後6回まで粘りの投球を続け6回5安打2失点と先発の役割を果たした。救援陣も毎回走者を出しながらも0を重ね、延長戦へ持ち込んだ。だが、5番手の馬場皐輔投手がつかまった。