阪神岩田稔投手(36)が右脇腹の張りから復帰3試合目で初めて先発し、5回無安打無得点と好投した。

先発は8月1日の同リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)で、患部の張りを訴えて緊急降板して以来、約1カ月ぶり。1回は、わずか6球で3者凡退に仕留めると、2回は4番ロドリゲス、5番紅林を連続三振。6番西村には四球を与えたが、7番大下をフォークで空振り三振に斬った。

その後は4回に内野ゴロのロドリゲスを味方の失策で出塁を許したのみで、オリックス打線に「H」ランプを点灯させなかった。

打たせて取る投球が持ち味の岩田だが、この日はツーシームやキレのあるフォークで7奪三振。1四球で、球数も66球と安定していた。6回からは2番手小林がマウンドに上がった。