巨人原辰徳監督(62)が、球団最多となる監督通算1067勝利を挙げた。「打撃の神様」で「V9」監督の川上哲治氏の1066勝を超え、球団に新たな歴史を打ち立てた。

試合後には、記念のセレモニーがスタート。センター上部にある大型スクリーン上にはかつて巨人の監督も務めた王貞治ソフトバンク会長(80)が登場し、祝福のビデオメッセージを届けた。

王会長 原監督、巨人軍監督としての1067勝誠におめでとうございます。巨人軍の監督は12球団の中でも大変プレッシャーが強い大変な仕事で、私も経験していますけど、その巨人軍の監督で1067勝するっていうのは、本当に大変なご苦労が多かったと思います。でも、3度、巨人軍の監督を務められて、その都度、監督業たるものを自分なりにそしゃくして「よし今度はこうしよう」ということがあったと思いますが、見事に昨年は3度目の監督でリーグ優勝。今年もダントツでトップを走っております。ぜひ今年も日本シリーズで戦いたいですし、また原監督は1100勝、1200勝、1300勝と目指して頑張って欲しいなと思います。とにかく巨人軍の監督として、大いに胸を張って日本の野球界をけん引する意識を持って、監督業に専念して欲しいと思います。本当おめでとうございます。これからも頑張ってください。(原文まま)