9月25日に新型コロナ感染が判明した阪神の5選手のうち糸原、岩貞、馬場、浜地が、甲子園の室内練習場での2軍練習に合流した。主将の糸原は「大変申し訳なかったという思いです。野球で返すしかないと思う。しっかり結果を出せるように。1日でも早く(チームに)貢献できるように頑張りたいです」と謝罪した。

球団によると4選手は隔離期間をへて8日までに2日続けて検査で陰性判定を受けた。残る陽川は当初発熱があったため、同様に2日連続で陰性ながら合流時期を慎重に判断する。練習合流を伝え聞いた矢野監督は「野球ができなかった時間に、いろんなことを考えたと思う。(糸原)健斗が言うように、オレらは野球でしか返せないと思うので。そういう姿が見たい」と奮起に期待した。

 

▽阪神岩貞「ようやくこうやって練習ができることに感謝して、今後こういったことがないようにしていきます。気合を入れて投げていくしかない。結果で示していきたい」

▽阪神馬場「たくさんの方々にご迷惑をおかけした。最後までチームに貢献できるよう、しっかり野球をやっていきたい。(体の)コンディションは良かった。全然、衰えている感じはなかった」

▽阪神浜地 決められたルールを守らなかったことは本当に反省しています。体は元気で、問題なく動けています。1日1日、自分のするべきことにしっかり取り組んでいきます」