阪神藤浪晋太郎投手(26)が自己最速タイの160キロを計測し、1イニングを3者凡退に抑えた。

1点リードの8回表に登板。先頭7番大和への2球目、外角低めショートバウンドが160キロを計測。直後の3球目153キロが大和の頭上を大きく越えるすっぽ抜けとなり、球場が騒然。それでも4球目に外角157キロで右飛に打ち取った。

続く代打神里は3ボールからフルカウントまで持っていき、最後は内角低め158キロで詰まらせて遊ゴロに仕留める。さらに代打楠本への初球、外角高めの直球が再び160キロを計測。2ボール1ストライクとなり、最後は159キロで左飛に抑え込んだ。

この日は160キロを2球計測して無失点投球。16年9月14日広島戦、20年10月1日中日戦に続き、自身3試合目の160キロ到達となった。