阪神金村暁投手コーチ(44)が12日、藤浪晋太郎投手(26)の中継ぎ起用を続ける方針を示した。

同コーチは12日の投手指名練習に参加。藤浪の今後の起用について問われ「とりあえず日程的にも6連戦が続く形になりますし、(先発)ローテのメンバーはそろっている。今現在は中継ぎとして、あまり間隔を空けないで登板出来ている中でいい状態を保ってくれているので、現状は中継ぎとしてやってもらおうと考えています」と話した。

チーム内の新型コロナウイルス感染の影響で離脱していた岩貞、岩崎はすでにブルペン入りしており、1軍復帰も間近。2人が合流し中継ぎ再編となっても、藤浪はブルペンの一員として待機する方向だ。

藤浪は11日DeNA戦(甲子園)で8回に登板し、3者凡退に抑え今季4ホールド目を記録。10日からの連投となったが、自己最速タイの160キロも計測していた。9月25日に緊急昇格してから、中継ぎとしてここまで8試合に登板しフル回転している。