阪神先発の高橋遥人投手(24)は自己最短タイの4回3失点で降板した。

自身3連勝を目指したマウンドだったが、中日助っ人陣につかまった。初回に2点の援護をもらうも、その裏に先頭から連打で無死二、三塁のピンチ。3番アルモンテの二ゴロの間に1点差とされた。続く4番ビシエドには適時二塁打を浴びて同点とされた。

3回には不運な打球で勝ち越しを許した。無死一塁からアルモンテが放った中前へのライナー性の当たりを中堅近本が前進チャージ。ハーフバウンドで処理しようとしたが打球を右翼側に大きく弾いてしまい、一塁走者が一気に生還。記録は適時二塁打となった。

高橋は4回を投げ終えて65球だったが、5回1死二塁の打席で矢野監督は代打を送った。攻めの交代で高橋は4回65球で降板となった。

「先制点を取ってもらったにもかかわらず、粘ることができずに早いイニングで降板してしまいチームに申し訳ないです」

今季中日戦は2戦2勝と相性の良かった左腕だが、3度目の対戦で攻略された。