日本ハム有原航平投手(28)が本拠地最終戦で先発し、5回3安打1失点で降板した。失点は3回に頓宮に浴びた1号ソロのみ。

「序盤から先制してもらいましたが、ランナーを多く出してしまい、いいテンポで投げることができませんでした。ただ、味方のいい守備と宇佐見の好リードに助けられました。打線の援護と守備に感謝したいです」。最速153キロの直球にカットボール、ツーシーム、チェンジアップ、フォークなど多彩な変化球を織り交ぜた84球。打線の大量援護にも恵まれた。

今オフにもポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー挑戦の意向を持つ。今季は自身2度目の開幕投手を務め、1度も先発ローテーションを外れず、20試合登板で132回2/3を投げた。本人が希望し、球団も容認して夢が実現すれば、この日の登板が本拠地の札幌ドームでは最後の登板となる。