NPBは2日、12球団代表者会議などを行い、今季のポスティングシステム(入札制度)の申請期間を変更すると明かした。通常から1週間ずれ込み、8日から12月12日まで。開幕が新型コロナウイルスの感染拡大で大幅に遅れたため、大リーグ機構(MLB)と協議し、変更した。交渉期間の変更はない。

また選手会から球団経営悪化で厳冬が予想されるオフの契約更改で、一律の減額を一方的に決めることがないように求める要望書が届いたことを12球団で共有。井原事務局長は「(選手会との)事務折衝でも説明しているが、一律の削減という方針を採る球団はない。それも含めて真摯(しんし)に対応することを確認した」と話した。

○…今後の日程が決定し、戦力外通告は2日から日本シリーズ終了翌日まで(同シリーズで移動を伴うチームは翌々日まで)で行われる。育成選手の戦力外通告は2日から29日。FA有資格者の公示はパ・リーグのCS終了2日後。FA宣言期間は日本シリーズ終了翌日から土日祝日を除く7日間。保留者名簿の公示は通常と同じ12月2日。トライアウトは同7日に非公開で行われる。