巨人は19年ドラフト1位で入団した堀田賢慎投手(19)、17年ドラフト1位の鍬原拓也投手(24)の2選手と育成選手として再契約する方針であることが2日、分かった。

堀田は1月の新人合同自主トレ中に右肘の張りを訴え、春季キャンプは別メニュー調整。4月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(トミー・ジョン手術)を受けた。8月25日にキャッチボールを再開したものの、実戦復帰までは時間を要する状況。鍬原は8月12日のイースタン・リーグ日本ハム戦(鎌ケ谷)で、右ひじの違和感を訴え降板。右ひじの肘頭骨折と診断され、手術を受けた。

巨人のドラフト1位が育成選手に転身するのは異例だが、14年には自由枠で入団した野間口貴彦投手が右肘の手術後に育成選手になり、15年に支配下に復帰した例もある。堀田、鍬原も回復後に再び支配下登録を目指すことになる。