近大・田中秀昌監督(63)が、阪神がドラフト1位指名した近大・佐藤輝明内野手(21)について、矢野燿大監督(52)に内野起用を売り込んだことを明かした。「矢野監督が来られた時に、内野で見たらとお話をさせていただいた。外野から内野なんてまずない。本人も内野で勝負したいと。一塁でも三塁でも二遊間でも僕はできると思っている」。ドラフト翌日の10月27日に矢野監督が指名あいさつで訪問。その際に内野を猛プッシュしたという。
佐藤輝は大学2年春までは外野を守ったが、その後は三塁を任されている(右肘に不安があった3年秋は一塁)。阪神の三塁には4番大山がおり、矢野監督もドラフト当日に「うちがはまるなら、やはり外野になってくる」と話していた。
これまでにも田中監督は、187センチ、94センチと大柄ながらも、二遊間もできるフットワークがあると説明。ある球団は実際に二塁手での獲得を検討したこともある。田中監督もまずは、佐藤本人も望む内野で勝負させたい親心を抱いていた。
学生最後の公式戦となる関西地区大学選手権初戦(南港中央)は6日。関西6大学の覇者・大商大が相手だ。佐藤輝は「リーグは違うけど、すごく強い。油断はない」と、関西NO・1を手土産にプロ入りする意気込みだ。【石橋隆雄】



