オリックスのアダム・ジョーンズ外野手(35)が3日、成田空港から米国へ帰国した。チームはまだ公式戦を残しているが、ジョーンズは下半身のコンディショニング不良で10月25日に出場選手登録を抹消されており、一足早い帰国となった。

メジャーで通算282本塁打を残した超大物助っ人として、日米の注目を集めたオリックス入団。走攻守の貢献とともに強いリーダーシップを備えたタフな働きを期待されるも、オリックスとは2年契約を交わしており、1年目は87試合で12本塁打、43打点、打率2割5分8厘に終わった。攻守でチームの軸に、という球団の思いに、1年目は応えられなかった。

ジョーンズは2年目のシーズンに向け「来年、来日した際には、心身ともに素晴らしいコンディションでシーズンに臨みたいと思います。初日から全日程から終わる最後の日まで、チームに大いに貢献できるよう準備します。2021年がとても楽しみです」と、球団を通じてコメントした。

▽オリックス中嶋監督代行 (ジョーンズは)オフに(ケガを)治して、来年は本物のアダム・ジョーンズ、ぼくらがWBCとかで見ていたジョーンズを見せてくれという話はしました。