広島ドラフト2位の天理大・森浦大輔投手(22=天理)が4日、奈良・天理市内の同校で、球団側からの指名あいさつを受けた。田村恵スカウト課長、担当の鞘師智也スカウトと約10分面談を実施。森浦は「プロとしての実感が湧きました」と気持ちを新たにした。

最速148キロの直球を軸に、チェンジアップ、スライダー、カーブを操る左腕。1年目は先発、中継ぎ両にらみでの起用が検討されている。鞘師スカウトは森浦の魅力について「体は大きくなくて、スピードも速いわけではないですけど、角度も良くて、キレもある。今年に入ってチェンジアップも非常に良くなって、右も左も抑えられる」と説明した。

スカウトを通じて、佐々岡監督から「即戦力として期待しているので、その準備をしてほしい」と伝えられたという。森浦は「しっかり1年目から1軍で活躍したいと思います」と決意を示した。