楽天は7日、久保裕也投手(40)が今季限りで現役を引退することを発表した。同日午後に引退会見を行う。

東海大から02年ドラフト自由枠で巨人に入団。1、2年目は先発で活躍。3年目の05年からリリーフに回り64試合、10年には79試合に登板しブルペンを支えた。15年オフにDeNAへ移籍。17年から楽天に入団した。

右手指の血行障がいの影響もあり、同年オフに育成契約となるが18年5月に支配下契約に返り咲いた。

今季は5試合に登板し1勝0敗1ホールド、防御率13・50を記録している。この日はチームの今季最終戦となる西武戦(楽天生命パーク)の試合前練習に参加。背番号91のユニホームを着用し、中堅の平地で座ったブルペン捕手へ投球練習を行っていた。

6日には同世代の渡辺直が引退試合を終えた。「松坂世代」がまた1人、ユニホームを脱ぐ。