引退試合を迎えた阪神藤川球児投手(40)が、現役最後のマウンドに上がった。プロ22年目、日米通算811試合目の登板は1回無失点だった。

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元阪神投手コーチ中西清起氏(日刊スポーツ評論家) ここまでよくやってきたと思います。立派でした。肩、肘、腰、股関節、内転筋など、幾度の故障に見舞われ、いろいろなカベがあっただろうが、それを乗り越えてきた。このような引退試合をやってもらえるようなピッチャーになった。高知商、阪神と同じ道を歩いた後輩として誇りに思います。ごくろうさまでした。