ヤクルトを戦力外となった山中浩史投手(35)が、16日までに現役引退を決断した。「これまで支えて頂いたソフトバンク、ヤクルトのチームの皆さん、相手チームの皆さん、僕に携わって頂いたたくさんの皆さんに感謝します。8年間ありがとうございました。プロ野球チームのユニホームを着てチームの皆さんとプレーしたことは僕の誇りです」とコメントを寄せた。

ホンダ熊本から12年ドラフト6位でソフトバンクに入団。14年途中に、交換トレードでヤクルトに移籍した。“虎キラー”として活躍し、阪神戦は通算21戦で7勝4敗、防御率2・86だった。

プロ8年目の今季は、8月16日DeNA戦(横浜)で約2年ぶりの勝利を挙げるなど、6試合に先発し1勝2敗。防御率5・52だった。2日に、球団から戦力外と発表されていた。

今まで支え続けてくれたファンに向けては「またどこかでお会いしましょう」とメッセージを送った。