DeNA平田真吾投手(31)が21日、横須賀市内の2軍施設DOCKで秋季練習を行った。今季、通算130試合目の登板にしてプロ初勝利を飾った遅咲きの中継ぎ右腕はさらなる飛躍を目指し、ウエートトレーニング中心に鍛え込むことを誓った。

今季は4年ぶりに開幕1軍入りし、試合展開を問わず、ワンポイントからロングリリーフまで、中継ぎとしてさまざまな役割を地道に果たした。「1軍を初完走して充実していました。良い日、悪い日ありましたが、工夫しながらシーズン投げることが出来ました」と振り返った。

10月7日巨人戦(東京ドーム)でプロ2度目の先発登板を果たし、5回2失点7奪三振の好投でプロ初勝利を挙げた。今季は43試合で1勝、1敗、11ホールドで防御率2・84とキャリアハイの充実した内容。今オフの過ごし方については「ファーム施設で、ひたすらトレーニングします。ウエート中心」と話した。