オリックス若月健矢捕手(25)が11日、大阪・舞洲の球団施設で契約交渉を行い、700万円ダウンの3800万円で更改した。

「2年連続最下位で本当に悔しいですし、来年やり返すぞという気持ちです。優勝を目指して、チームが勝つためにどうやっていくかを考えていきたい」

今季は75試合に出場し、打率2割4分、3本塁打、19打点の成績に「勝てなかったので0点に近いです」と自己採点は辛かった。昨年に比べて「打撃成績は良化したが「試合出場は減っている。もっと上を目指してやっていきたい」と気持ちを新たにした。

交渉は1時間を超えた。希望額との差を埋めた様子で「話し合いはしました。(内容は)企業秘密です。自分も納得しましたし、球団にも納得してもらった。(2年連続で)選手会長をしたのも、最後の一声になったのかもしれません」と交渉上手? な一面も見せた。(金額は推定)