DeNA今永昇太投手(26)が16日、横浜スタジアムで契約更改交渉に臨み、3600万円減の年俸1億円でサインした。

2年連続で開幕投手を務めたエース左腕は、8月15日ヤクルト戦(横浜)後に左肩に違和感を訴え翌日から戦線離脱。9試合の登板で5勝3敗、防御率3・23に終わった。「僕自身は今年1年間、何もしなかったのと同じと思って話をしましたが『離脱するまでは引っ張ってもらった』という声ももらえました。悔しい思いはあったんですが、大台で残してもらって。配慮をくみ取ってやりたい」と話した。

10月5日に受けた左肩クリーニング手術からの回復は順調。すでに医師からはキャッチボールOKの許可も出ているが「1月からやれたらいいなと思っています。長い目で見てやりたいと思っている。復帰する日を設定せず、やれることをクリアしていって、じゃあ復帰だねということになれば」と焦らない方針。

来季からは、石田の後任として選手会長を務める。「選手全体の意見を聞きたいと思っているのと同時に、少数派の意見も聞いて、球団の方と相談して実現していければと思っています」と話した。