ソフトバンクが7日、コリン・レイ投手(30)を獲得したことを発表した。背番号は26。

レイは球団を通じ「いつか日本でプレーしたいという思いは、ここ数年気持ちの中にずっとありました。それだけに、今回ホークスという常勝チームでプレーできることになり、その夢がかなった気分でとてもうれしく思います。また今回日本でプレーすることは家族にとっても素晴らしい経験ができるチャンスで、あらゆる意味で貴重な機会と思っており、家族みんなで今からワクワクしています」とコメントした。

昨季カブスで9試合に登板したレイは5日に、NPB球団と契約するため自由契約となったことを同球団公式サイトが伝えていた。16年オフにトミー・ジョン手術を受けた196センチの長身右腕は18年に復帰し、19年には3Aで14勝を挙げている。メジャー通算は35試合で8勝8敗、防御率4・79。

ソフトバンクは昨季先発で6勝を挙げたマット・ムーア投手(31)について残留交渉を続けているが、去就は不透明な状況。15年から在籍し通算43勝のリック・バンデンハーク投手(35)も退団する可能性が高まっている。手薄になりかねない先発候補として、レイに照準を合わせたようだ。