犬好きエースの背中を追う。巨人ドラフト2位山崎伊織投手(22=東海大)が7日、愛犬の写真とともに川崎市のジャイアンツ寮に入寮。大学の先輩でもあるエース菅野が行う介助犬への支援活動の継承に意欲を見せた。

3歳から22歳まで、犬がいる生活を歩んできた筋金入りの「犬派」だ。入寮にあたって、今は亡き大型犬2匹と高校時代から実家で飼い始めた愛犬バロンの写真を持参した。「菅野さんが介助犬に寄付しているのを見ているので、僕もそれを引き継いでいけるような活躍をしたい」と力を込めた。

昨年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、リハビリ中だ。現在は20メートルほどのキャッチボールができるくらいまで回復している。「スタートの1歩目が来たって感じ。恩返しをいろんなところにしていくためにも、しっかりと焦らずケガを治して頑張っていきたい」とプロ1年目へ、意気込みを語った。