ソフトバンク城島健司球団会長付特別アドバイザー(44)が18日、福岡・筑後のファーム施設で行われている新人合同自主トレを視察。今季から就任する小久保裕紀ヘッドコーチ(49)との「再タッグ」を歓迎、フロントとしての立場からの援護射撃を誓った。

小久保ヘッドは94年にダイエー入団。城島アドバイザーは1年遅れて入団し、95年からチームメートになった。小久保ヘッドが巨人に移籍した04年までの9年間、苦楽をともにしてきた。現場とフロントで役割は異なるが、同じチームで共闘するのは18年ぶりだ。「ずっと一緒に同じ時を過ごしてきた人ですからね。現場に小久保さんが戻って、自分はフロントでチームが勝つようにする仕事。そういう面では連携を取りながら話さないと、と思います」とうれしそうに語った。

小久保ヘッドの就任後に連絡を取り「ゴルフ仲間が1人減るのでさみしいですね、という話をしました」。城島アドバイザーは昨季、編成面では2月下旬に渡米し数球団を視察。8月にはプロ志望高校生合同練習会にも顔を出した。今年は「仕事の割合が昨年より増える。でも毎週の釣りのロケは待ってくれませんからね。小久保さんとのゴルフが減るから、その分を回します」と、冗談をまじえフロントとしての業務の幅が広がることを明かした。

この日は新人選手を見守ったほか、藤本2軍監督や森3軍監督らと意見交換も行った。2月の宮崎キャンプも一部、参加予定。5年連続日本一を目指すチームをサポートしていく。【山本大地】

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