黄金左腕がベールを脱いだ。楽天ドラフト1位の早川隆久投手(22=早大)がプロ初のブルペン投球を行った。

18日、楽天生命パーク室内練習場での新人合同自主トレ第3クール初日に参加。同所で行われる監督・コーチ会議に出席する1、2軍首脳陣の前で、立った捕手へ直球のみを26球。「下半身10割、上半身は5割くらい。想像していた傾斜の使い方とマッチングしていた」と全球セットポジションで感覚を確かめた。

この日、同2位の高田孝一投手(22=法大)同3位の藤井聖投手(24=ENEOS)同4位の内間拓馬投手(22=亜大)とともにキャンプ1軍スタートが決定。ブルペン投球終了後に練習場へ姿を見せた石井一久GM兼監督は「沖縄の最後の方に(新人は)みんな登板すると思う」と日本ハムとの23日オープン戦(名護)以降の実戦デビューを見越した。早川も「即戦力という形の期待に応えられるように、怠らずに体作りをしたい」と気を引き締めた。

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