日本ハムのドラフト4位細川凌平内野手(18=智弁和歌山)が18日、イチ流の打撃練習で快音を響かせた。

千葉・鎌ケ谷の2軍施設で新人合同自主トレに参加し、室内練習場では高市打撃投手相手にフリー打撃。「打撃練習では全球フルスイングすることを意識しています。せっかく打撃投手の方が投げてくださっているのに、流して打つのは失礼だと思いますし、全部ホームランを打つ気持ちで練習しています」と強烈な打球を放ち続けた。

昨年12月に母校を指導に訪れたマリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が実演した打撃練習に感銘を受けた。「全球、ライトに放り込む意識で打っている姿を見て、47歳でもあれだけしっかり振って飛ばしているのに、自分がちょこちょこやっているのは違うと思います」。バンバン柵越えを放ったレジェンドの姿を見て即実践。高市打撃投手から「打球が強い。スイングのキレもいいし、思い切りがいい」と絶賛された細川は今後も「こだわりたい」とフルスイングでの打撃練習継続を誓った。