巨人戸郷翔征投手(20)がエースの背中を追う。今オフのメジャー移籍は断念し、残留が決まった菅野に「成績もそうだけど、大黒柱として全てにおいて見習う部分があった。意識の高さを感じさせられた」と尊敬のまなざしを向けた。

高卒3年目の今季は投手陣の軸として期待される。20歳の右腕が自身に課すのは、目標に掲げる15勝だけではない。「(後輩に)そういう背中を見せられれば」と周りの手本となるプレーヤーを目指す覚悟だ。

今オフは故郷宮崎で単身自主トレを行っている。「1人で考えながらやるのは勉強になる。いい練習になっている」と手応えを口にした。日本球界歴代最高記録となる推定年俸8億円で更改した大投手のすごさを身近に感じているからこそ、向上心は尽きない。「菅野さんくらいになるにはまだまだ足りない。修業を積んでいきたい」。憧れの背中を追って、日々鍛錬に励む。

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