日本野球機構(NPB)とJリーグは25日、新型コロナウイルス対策連絡会議を行い、ワクチン接種について協議した。医療従事者、高齢者、基礎疾患がある人が優先され、一般の人となる選手らはペナント開幕後となることは必至。アナフィラキシー症状など副作用が出る可能性もあり、接種のタイミングについて専門家から助言を受けた。愛知医大の三鴨教授は「有害な事象は3日くらいで消失していく。試合前日にワクチンを打つのは避けていただくのが望ましい。スポーツ界でも有用だと思う」と話した。今後も情報収集し、検討を重ねる。

NPBは臨時12球団代表者会議も実施。キャンプでは沖縄県から選手、チーム関係者が陽性となっても無症状であったり、濃厚接触者も宿泊先ホテルでの療養を要請された。またスコアラー、プロスカウトは定期的にPCR検査を受けた上で視察活動が認められることとなった。