楽天鈴木大地内野手が節目の10年目に日本一奪還を目指す。26日、都内での自主トレ後にリモート取材に対応。

FAでロッテから加入した昨季は全試合出場でキャリアハイの打率2割9分5厘をマークし、自身初の三塁手でベストナインとゴールデングラブを獲得した。だがチームは4位。「(順位で)上にいけなかったことが一番に悔しかった。やり返してやろうという気持ちでいます」と雪辱に燃えている。

東日本大震災が発生した11年のドラフト3位でロッテに入団。同発生時は東洋大3年で、埼玉・川越市内での練習中に被災し「照明の電柱が折れるんじゃないかと思うくらい揺れていたのを覚えています」。今年で震災から10年。自身も10年目のシーズンを東北で迎える。「楽天のユニホームを着ていることも運命と感じている。野球ファンの皆さんが感動する野球をしたい」と力を込めた。

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