昨年1月17日に急性心不全で死去した中日OB、高木守道氏(享年78)のお別れの会が26日、名古屋市内のホテルで開かれた。

中日与田監督、高橋周、京田、福留ら選手、OBなど225人が出席。球団創設85周年の今季、10年ぶりのV奪回を掲げる与田監督は「(高木監督は)じっと選手を観察するところから、信頼関係が築かれていた。今までと違う感覚でしっかり(選手を)見ていかないといけない」と高木イズムの継承を口にした。同会は昨年3月2日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大で延期されていた。

▽山田久志氏(中日元監督)「野球殿堂入りが同じ年だった。無口と言われるが、名球会で守備の話になった時に20~30分、延々と話された。ユニホーム姿が1番格好良かった」

▽立浪和義氏(高木1次政権時に中心選手として94年も10・8決戦を経験)「監督の時、若い僕に責任感を与えてくれた。10・8の時は、普通に試合に臨む雰囲気を作ってくれた。勝っていれば、監督として違った思いをしてもらえたと思う」

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