春季キャンプ1軍スタートが決まっているヤクルト歳内宏明投手(27)が28日、都内のクラブハウスを訪れた。

昨季途中まで独立リーグの香川でプレーしたため、NPBキャンプ参加は阪神時代の19年以来2年ぶりとなる。1月に入って10回以上ブルペン投球をしていると明かし「投げる方はシーズン中と変わらず。もうずっと、そのまま投げ続けていたので」と自身初の開幕ローテ入りへ気合十分。

以前の中継ぎから転向し、昨季は7試合に先発(1勝2敗)した。変わらずフォークを武器としているが、今オフは内野ゴロを打たせるツーシームとカットボールの習得に励んだ。「両方練習しながらずっとやってましたけど、いい時もあれば悪い時もある。よくはなってきてると思うので、キャンプでもう一段階上げて試合で使えるようにしていきたい」。背番号も91から62に変更。気持ちも新たに沖縄へ乗り込む。