DeNAのドラフト1位入江大生投手(22=明大)が29日、横須賀市のDOCKで行っていた新人合同自主トレを打ち上げた。

28日に最後のブルペン入りし、捕手を座らせて35球を投じていた。「けがなく順調にきている。キャンプで初日から投げられる状態。100%じゃないけど、近い状態。徐々に100%に持って行く」。2月1日から参加が決まっている1軍の宜野湾キャンプへ準備を整えた。

初体験のプロのキャンプで、得意の一発ギャグを披露する計画を持っている。「仕込みという面でも前日ぐらいから考えれば、ある程度のレベルにはいける。最初なので手探りだが、気持ちを前面に出して。恥ずかしがらずにやるのがモットー。威風堂々とやっていきたい」。先輩に名前を覚えてもらうために、あいさつ代わりの一発をかます。

自分を出した後は、吸収していく。「何とか1軍キャンプに参加させていただけるので、素晴らしい先輩から学びつつレベルアップに務めていければ」。初めて2年目以降の選手と並んでブルペンに入り、足りない部分を吸収していくつもりだ。【斎藤直樹】