オリックス黒木優太投手(26)が2日、宮崎キャンプで初のブルペン投球を行い、変化球を交えて25球を投じた。

19年6月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術および右肘鏡視下骨棘(こっきょく)切除術を受け、昨季は育成選手としてリハビリ過ごしていた。

「こっち(宮崎)に来てからの状態の確認程度です。悪くはない。特別いいわけではないですけど。監督にも無理しなくていい。自分のペースでやっていけばいいと言われた。再発しないように1日1日過ごしていければ」

完全復活を目指し、慎重に前進していく。「肩、肘に違和感があったら自分からすぐに言う。自分のためにもチームのためにも無理はしないように。ただ、全力でやっていきたい」。言葉は冷静でも熱い胸の内が伝わってきた。