阪神タイガース女子硬式野球クラブチーム「阪神タイガース Women(ウィメン)」が11日、兵庫・西宮市内の阪神鳴尾浜球場で始動した。

初めて全体練習を行い、野原祐也監督(36)の指導のもと約3時間、基礎体力作りやウエートトレーニングで汗を流した。野原監督は球団の代理取材に応じ「初めてタイガースのユニホームでの練習となりましたが、どの選手も生き生きと参加して雰囲気も明るく、とても良かったと思います」と振り返った。

所属選手やスタッフは、練習前の検温や消毒の徹底など新型コロナウイルス感染対策を行った上で活動。主将を務める三浦伊織外野手(28)は、球団の代理取材に応じ「普段プロ野球の選手が練習する素晴らしい球場で練習が出来たことに感謝しています」とコメントした。

選手たちはそれぞれの仕事や学業があり、今後は毎週末に鳴尾浜球場や甲子園の室内練習場などで全体練習を行い、4月以降の全日本女子野球連盟及び関西女子硬式野球連盟主催の各大会に参加する予定。スケジュール通りに開催されれば5、6月に行われるラッキートーナメントが初の公式戦になる。三浦は「どの選手のユニホーム姿を見てもみんな似合っていました。これからこのユニホームに恥じない様、技術だけではなく女子野球の見本となれる様なチームにしていきたいと思います」と意気込んだ。

「美人すぎる外野手」高塚南海、タテジマお披露目はこちら―>