20日の楽天戦(金武)で田中将大投手(32)との夢の先発対決に臨む日本ハム吉田輝星投手(20)は、ドラフト1位伊藤大海投手(23=苫小牧駒大)を通じてマー君にアタックする!?

17日、沖縄・名護の室内でキャッチボールを行うなど汗を流した後、取材対応。報道陣から伊藤は駒大苫小牧で田中将の後輩と伝えられると「いいな~。大海さんにチラっと僕の名前を出してもらって、ずうずうしく僕もあいさつしに行こうかな」とニヤリ。対面するプランを思い描いていた。

秋田出身の右腕は楽天が東北の球団ということもあり、幼少期から田中将が登板する映像をずっと見てきた。「めちゃくちゃ投げ方がきれい。高校時代とかよく参考にさせてもらっていた」という。練習試合とはいえ手本となる存在と同じマウンドに立つ。「無駄のない動きで僕がずっと目標としている理想のようなフォームで投げている。ピッチングも勉強できるところはたくさんあると思う」と心待ちにした。

◆駒大苫小牧出身のプロ 06年高校生ドラフトの楽天1巡目で入団した田中将大のほかに高校から直接NPB入りは、94年ドラフトで横浜6位の加藤謙如(のりゆき)外野手がおり、95~00年まで在籍。大学経由では、道都大(当時)の大累進内野手が12年ドラフト巨人2位で入団。日本ハムに移籍後、18年までプレーした。20年ドラフト組では伊藤大海のほか、駒大・若林楽人外野手が西武4位指名で入団。田中将の同期、鷲谷修也外野手が09年にMLBナショナルズからドラフト14巡目指名を受け、10年6月まで傘下のルーキーリーグに在籍した。

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