東京新大学リーグの共栄大が18日、埼玉・春日部市内のグラウンドで2グループに分かれた練習をスタートさせた。

緊急事態宣言に伴い、約1カ月間に渡って活動を自粛。8日からポジションごとに3グループに分かれ、分散して練習を行っていた。この日から実戦形式の練習も始まり、広瀬大樹主将(3年=春日部東)は「4年生が抜けて、誰がどこで出るか分からない。全員のモチベーションを上げて、シーズンに向けて練習していきたい。リーグ優勝して、全国大会に出るのが明確な目標です」と意気込んだ。

今年はプロ注目右腕のエース小向直樹投手(3年=桶川)を擁し、リーグ優勝を狙う。広瀬は「小向が投げて無失点に抑えても、野手が点を取らないと勝てない。野手がしっかり頑張らないといけないと思います」と口元を引き締めた。