DeNAは15日、前巨人の宮国椋丞投手(28)と育成枠で契約したと発表した。背番号は「106」。

新型コロナウイルスの影響で外国人10選手が来日できず、投手陣では新加入のロメロをはじめ、エスコバー、ピープルズらが開幕時は不在。プロ10年間で通算205試合に登板し21勝21敗1セーブ、13年には開幕投手を務めた経験豊富な右腕を獲得した。

宮国は昨季、主にリリーフで21試合に登板したが、巨人から戦力外通告を受けトライアウトを受験。1月は西武内海らと自主トレし、2月からは内海の巨人時代に専属トレーナーを務めた保田貴史氏と自主キャンプを実施していた。

◆宮国椋丞(みやぐに・りょうすけ)1992年(平4)4月17日、沖縄県生まれ。糸満では2年春からエース。3年夏に県大会準優勝。10年ドラフト2位で巨人入り。12年4月8日阪神戦でプロ初登板初勝利。翌13年はWBC出場の内海に代わり、20歳で開幕投手を務めた。15年からリリーフ転向。昨年11月に戦力外となり巨人を退団。186センチ、92キロ。右投げ右打ち。