2月中旬に左大腿(だいたい)部を痛め、別メニュー調整していたオリックス増井浩俊投手(36)が、今季実戦初登板し、2回1安打無失点と順調な調整を見せた。

「僕自身は初実戦ですけど、チームは仕上げの段階ですし、僕もそのつもりで開幕に向けてという投球でした。舞洲の方では実戦形式でやってきたので、問題なくゲームに投げることができた」

増井は静岡・焼津市出身。故郷での登板に「(静岡出身の)紅林が前日にすごい拍手をもらっていたので、僕もほしいなぁと思っていた。ちゃんと頂けたので、地元の愛を感じました。静岡で投げられてよかったです」と笑顔を見せた。