ソフトバンクのジュリスベル・グラシアル内野手(35)が、19日の広島とのオープン戦で今季初実戦に臨む。18日はペイペイドームで全体練習に参加し「体、気持ちの面でもコンディションはすごくいい。明日はシーズンに向かうための1つの準備として試合に臨みたい」と話した。

2月14日に来日したグラシアルは、2週間の隔離期間を経て今月2日にチーム合流。「隔離期間もあって、自分が思うように動けなかったところがあった。やっていけるかなというのが明日(19日)になった」と慎重に調整し、満を持して実戦に入る運びとなった。残すオープン戦3試合に加え、週明けの2軍戦出場も視野に入れ、開幕に合わせていく予定だ。

思い描くのはキャリアハイの成績。「個人としてもチームとしても、前の年の記録を超えていくのはやらなければいけないこと。去年を超えていくことにフォーカスしていきたい」。日本3年間で最高成績は19年の打率3割1分9厘、28本塁打だ。これを上回れば、チームの5年連続日本一もグッと近づく。今週に入って柳田、デスパイネが戦線復帰。グラシアルという最後の大きなピースがついに戻ってくる。【山本大地】

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