中日は9回から2番手で登板した福敬登投手(28)が2死一、二塁から途中出場の山本に痛恨のサヨナラ二塁打を打たれて、勝率5割に逆戻りした。

ただ、敗戦の中に光明もあった。先発柳裕也投手(26)が8回2安打無失点と好投。初スタメン起用の球界現役最年長の福留孝介外野手(43)が中日復帰後初安打をマークした。

与田剛監督の試合後の一問一答は以下の通り

-福が先頭四球で最後に打たれた

「そうですね。こういう緊迫したゲームなんでね。(福を)責められないところですね」

-柳がいい形で8回まで投げた

「素晴らしかった。球数もそうだし、ペースも非常に良かった。しっかりいいコースに投げられていた」

-変化球を含め精度が上がった

「全体的に球も低めに集まっていた。本当に良かったと思う」

-1週間前と比べて良くなった要因は

「ブルペンでのフォームチェックもそうだし、いろいろ自分で反省したと思う」

-打線は前日に引き続き高松を2番に起用したのは

「まあ、守備でもいいプレー見せてくれた。機動力も含めて何とか絡めていきたいな、と」

-福留も初スタメン

「第1打席でやっといい形のヒットも出た。一安心です」

-相手や状態見ながら

「もちろん。オーダーは時と場合によって考えて行きたい」

-柳の粘りはリリーフの負担を減らせたか

「リリーフもこのところ投げている。前にも話したが、今年は柳、小笠原がしっかり台頭してくれたらいい」

-何とか1本が欲しかった

「本当。その前に点が取れれば楽なゲームになった。そんなに簡単にはいかない。青柳にもいいピッチングをされた。次につなげないといけない」