プロ入りを目指す帝京大の岡野佑大投手(4年=神戸国際大付)が、2度目の完封勝利を挙げた。被安打4の2四死球、4奪三振と打たせて取る投球で、開幕投手の役割をしっかり果たした。「下から浮くイメージの直球で、ファウルを打たせることができた。回を追うごとに取れたので、よかった。(完封は)終わってみて、良かったなという感じ」と話した。

投球スタイルのお手本は、ソフトバンク千賀。高校時代の体重は63キロだったが、今は176センチ、86キロとパワーアップした。「心配性でビビリ。お化け屋敷も、ジェットコースターも無理」という性格で、回りに止められるまで練習を続ける努力家だ。

高校の1学年上には、ドラフト1位で巨人入りした平内がいた。「プロは絶対に行きたい場所。悔いなくやりたい」と今秋ドラフトを見据えている。