楽天石井一久GM兼監督(47)が、日本復帰後初戦で5回3失点で黒星を喫した田中将大投手(32)について、ボールの高さを指摘した。田中将の投球について、主な一問一答は以下の通り。

-田中将の初登板を振り返って

特別悪いとは思わなかったですけど、若干ボールが高かったと思います。初登板ということもあるし、その辺は次回までに調整はしてくれると思います。ボールはそんなに悪い感じはなかったです。

-スライダーの制球は本来に近い形か

実戦からちょっと離れてましたし、アドレナリンが出るところも投球練習とは違うし、その辺で少し、真っすぐの精度というところはもうひとつだったので、ボール自体はそんな悪いボールはなかった。

-5回というのは久々の実戦だから?

5回でというのは決めてないですけど、だいたい80球くらいでというところを考えてたので、予定通りな感じでした。

-1軍でステップを踏めた

最初の1歩を踏み出せれば、徐々にシーズンに入っていけると思うので。結果は残念でしたけど、ボール自体はそこまで、僕は悪いと思ってないので。ただ、初登板というところで、少し上ずったところはあるとは思います。

-本塁打は2発とも高め。高めは田中将の武器の1つだが、狙ったところではなかった?

そうですね。高めに浮いちゃったところだったと思います。

-公式戦の疲労は違ってくる。明日以降、状態を見ながら

とりあえず、足の方は問題ないということで登板したので、そこからは中6日のペースの中でしっかりと球数を増やして、シーズンにしっかり入ってもらえればなと思います。