【アーリントン(米テキサス州)26日(日本時間27日)=斎藤庸裕】エンゼルス大谷翔平投手(26)が、18年5月20日のレイズ戦以来、1072日ぶりの白星を手にした。レンジャーズ戦で5回3安打4失点、9奪三振。DH解除のリアル二刀流として「2番投手」を担い、打っては2安打2打点3得点。6回の第4打席では日米で初のバント安打もマークした。1921年6月13日のベーブ・ルース以来、100年ぶりに、本塁打リーグトップで臨んだ先発登板。歴史的なマウンドで、「野球の神様」と同じく勝利を飾った。

▽日本ハム栗山監督(大谷に) 本能っていうか、野球小僧のままやっている感じがする。ああいうのが一番いい。先に打席に入って投球というのは結構面倒くさいだろうと思った。アメリカはボールが滑る滑らないが球場によって違うって本人は言っていたので。その確認をマウンドでしたい中で、それも自分の中で超えているんだろうなって見ていた。(現地時間では栗山監督の還暦の誕生日で)あいつ意識した? するわけないだろ。

レンジャーズ監督脱帽はこちら―>

大谷3年ぶり勝利、詳細スコアはこちら―>