持ち前のパワーを見せつけた。メジャー通算196発の巨人新外国人ジャスティン・スモーク内野手(34=ジャイアンツ)が、来日6打席目で初本塁打を放った。両打ちの助っ人は「5番一塁」で先発出場。3回無死、左打席に入るとヤクルト・スアレスの初球134キロを右翼席中段へ運んだ。堂々とゆっくりダイヤモンドを1周し「変化球にしっかりとコンタクトできた。打ててうれしいよ」と笑顔を見せた。

1軍デビュー戦となった27日の同戦には「5番一塁」で先発出場。1回1死一、二塁の第1打席では、右打席で左腕田口から右前打を放ち、初打席初安打。初めて左打席に立った7回無死一塁の第4打席では、ヤクルト清水のフォークをライナーで右翼フェンスに直撃させる一打を放ち、4打数2安打だった。

3月29日の来日後、2週間の隔離をへて16日のイースタン・リーグ楽天戦で実戦デビューを果たした。2軍戦7試合に出場し、打率3割3分3厘、5打点。18日に左足甲の内側に死球を受け、2試合を欠場するアクシデントを乗り越えて27日に1軍初昇格を果たしていた。

◆ジャスティン・スモーク 1986年12月5日、米サウス・カロライナ州生まれ。08年ドラフト1巡目(全体11位)でレンジャーズ入団。10年にメジャーデビュー。ブルージェイズ時代の15年から5年連続で2ケタ本塁打をマークし、17年には打率2割7分、38本塁打、90打点で球宴にも出場した。193センチ、99キロ。左投げ両打ち。推定年俸は3億1500万円。

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