27日のデビュー戦で右アキレス腱(けん)を断裂した巨人の新外国人エリック・テームズ外野手(34=ナショナルズ)が28日、ヤクルト5回戦(神宮)前の練習に松葉づえ姿で現れた。原監督と大塚副代表に現状などを報告後、ベンチに座って練習を見守った。原監督からは抱きしめられ、元木ヘッドコーチやジャスティン・スモーク内野手(34=ジャイアンツ)らと笑顔で話すシーンもあった。

テームズは「6番左翼」で先発した27日の同戦の3回守備で、ライナー性の打球をワンバウンドで処理しようとジャンプして着地した際に負傷した。自力で立ち上がれずに担架で運ばれ、ウィーラーと交代。都内の病院に搬送され、検査を受けていた。この日に登録を抹消され、代わりにウレーニャが昇格。テームズは米国に帰国して手術を受ける予定で、今季中の復帰は絶望的とみられる。