楽天は、先発の則本昂大投手(30)とオリックス先発の山本由伸との「球界最高峰の速球派」の対戦で今季パ・リーグでは初となる0-0で引き分けた。

最速156キロの速球を軸に、カットボールなどキレのある変化球を織り交ぜる山本に対し、積極的なスイングで攻撃したが、打ち崩せず。散発の3安打で2試合連続の引き分けに終わった。

石井一久GM兼監督(47)は「相手チームのエースと投げ合えるだけのパフォーマンスをしっかり出してくれたし、ああいう投げ合いをしていくのがすごく大事。フォークも良かったし、真っすぐもすごく押し込んでたし、無駄な失点を与えられないという闘争心をしっかり持って投げてくれてた」と8回無失点と好投した則本昂を評価した。

打線については「結果論ではなくて、今日はすごくいいアプローチをしてくれて、結果的に打てなかったかもしれないし、いい当たりがなかったのかもしれないですけど、僕の中では雰囲気のある攻撃の仕方をしてくれたかなと思います。負け惜しみとかじゃなくて、冷静に見てて、少し打線が上向きになりそうな感じのアプローチはしてくれたなと思います」と今後に期待した。

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