DeNA三浦大輔監督(47)は13日、2試合連続で9回に本塁打を打たれたクローザー三嶋一輝投手(31)と会談したことを明かした。

「やり返すという気持ちが強かった。昨日の投球内容と最後の1つアウトを取るのがどれほど大変かと身に染みたと思う。そういう話をした」。三嶋は11日の巨人7回戦(横浜)で同点の9回、2者連続本塁打で勝ち越しを許した。12日の同8回戦では岡本和に同点2ランを浴びていた。

三浦監督は、技術面よりメンタル面に原因があったと分析した。「やり返す」という三嶋の気持ちをくんだ。「打たれない投手はいない。打たれたことをどう生かすか。これで一回りも二回りも大きくなってほしい。逃げてばかりはいられない。ここで下を向くのか、立ち向かっていくのか」と、打たれた経験を今後の糧とするよう期待していた。