広島は20日、1、2軍の監督とコーチ、選手、球団スタッフ全員が新たに新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を受けた。菊池涼、小園、正随が17日に陽性と判定されており、結果が注目される。1軍関係者に実施した検査では18日までに3選手以外の72人の陰性が確認され、管轄保健所から濃厚接触者はいないとされたが、球団独自の判断で松山と西川、磯村、石原、大盛の5選手と河田ヘッドコーチ、朝山1軍打撃コーチとトレーナー1人を自宅待機とした。

陽性者、球団独自の判断による自宅待機者の8選手を「感染拡大防止特例2021」の対象選手として18日に出場選手登録から外し、代替の野間、中村奨ら8選手と森笠2軍打撃コーチが同日の巨人戦(東京ドーム)のため1軍に合流した。19日には行動履歴などを調査し、感染を懸念した球団独自の措置として、さらに塹江と坂倉を巨人戦のベンチから外し、自宅待機としている。