楽天島内宏明外野手(31)が風速11メートルの逆風を物ともせず、左翼席へ6号3ランを放った。

1点リードの5回、浅村の右前2点適時打で3点差とし、なおも2死一、三塁でロッテ石川の外角高めツーシームを強振。左翼から本塁方向への逆風が吹いていたが、打球は伸び上がり、左翼席中段へと飛び込んだ。5月16日オリックス以来4戦ぶりの一発を放ち「打ったのはシュート。1年と7カ月ぶりに芯に当たりました。以上です。(真顔で)」とコメントした。

◆楽天島内の“島内語録”今季ベスト5(原文まま)

<1>5月12日西武戦、同点適時三塁打

「試合前に安樂が振りが鈍いですねと一言頂いたんで、その鈍いスイングで打ちました。安楽、お前と違ってスイング鈍くてごめんな。明後日から4番安楽!以上。(真顔で)」

<2>5月11日西武戦、同点適時打

「今日、投手が打撃練習をしていて、安楽が1・5倍飛ばしていたので練習していないのに打球を飛ばしていたので腹が立ちました。その悔しさを試合にぶつけていけたのかなと思います。安楽腹が立つけど、でもありがとう。安楽打法です。(真顔で)」

<3>4月25日西武戦、3点左中間適時二塁打

「昨日、差し入れで監督からうな重弁当を頂いたんで、うな重パワーで打てたと思います。監督、またお願いします。(真顔で)」

<4>4月20日ソフトバンク戦、3号3ラン

「ボールをなすったらスタンドまで届いたので、名付けて『なすり打法』です。現場からは以上です。(淡々と)」

<5>5月16日オリックス戦、5号ソロ

「試合前に石井監督のメジャー1号ホームランを見てそのホームランをイメージして打ちました。ただ、全然打球が飛ばなかったです。ただ、そこは監督と僕のポテンシャルの違いです。もっとポテ上げたいな~。以上(真顔で)」