武蔵大が日体大にサヨナラ負けを喫し、最下位が決定した。

武蔵大は5回、前田颯太内野手(4年=仙台育英)の適時二塁打などで4点を先制し、9回までに3点をリードした。しかし、7回からマウンドに上がった石綿唯人投手(2年=星槎国際湘南)が最終回に崩れ、満塁のピンチを招いて降板。代わった松崎公亮投手(1年=聖徳学園)も捕逸、四球を許すなど粘れず、後を受けた鈴木啓悟投手(2年=桐蔭学園)がサヨナラ2点適時打を打たれ、涙をのんだ。

山口亮監督(37)は「1週間あるので投手の立て直しができる。なんとか残れるように頑張りたい」と、29、30日に行われる明星大との入れ替え戦に向けて、気持ちを切り替えた。