日本野球機構(NPB)は27日、中日門倉健2軍投手コーチ(47)のコーチ登録抹消を公示した。

同コーチは15日から2軍の練習を無断で休み、球団も家族も本人と連絡の取れない状態が続いていた。加藤球団代表によると、16日に家族から愛知県警に捜索願が出されていた。

20日付の消印で2軍マネジャー宛てに退団願が郵送されており、球団は家族に退団願が本人の直筆であることを確認し、26日付で受理、退団を発表した。

門倉コーチは現役時代は中日、近鉄などで活躍し、引退後は韓国サムスンのコーチを経て19年から中日2軍投手コーチに就任。選手に寄り添う指導で知られていた。