オリックスが狭い横浜スタジアムで1発に泣いた。初回は先頭神里にソロ、6番ソトに3ラン、6回にもソトにソロと計3被弾。今回のDeNA3連戦は計11被弾で負け越しとなった。

今季初登板初先発の張奕が2回1/3を9安打7失点で試合をぶち壊した。中嶋監督は「もう一言でしょ。打たれ過ぎでしょ」とあきれ顔。「どこまで攻めのピッチングができたのか。全く、そうは見えなかった」。まくし立てるように苦言を呈し、「簡単にすうっと行ってバーン! 曲がらないスライダー、バーン! (1軍)レベルではないですよね。今のところは」と2軍降格を示唆した。

11被弾のうちソトに4被弾し、指揮官は「原因はあると思います」。借金5となったが「もう(DeNA戦は)終わったんで。明日もソトが打席に立つわけではない。オースティンがいるわけではないので、切り替えてやります」と前を向いた。

 

▽オリックス張奕(今季初登板初先発は3回途中9安打7失点)「先発としてゲームを作れず申し訳ないということしかありません」

▽オリックス吉田正(初回に先制11号2ラン)「しっかりと自分のいいスイングができましたし、いい打球が飛んでくれました」